[自転車] 204、秘密基地へ行く
千葉県某所。
市原の奥地にやってまいりました。
ここは知る人ぞ知る暗黒技術研究所(以下暗技研)の秘密基地。
自分の暗技研のイメージは、
「ないパーツは作ればいいじゃん!」
の一言に尽きる。
走行性や快適性を追及する際に市販品には存在しないものが出てきたとき、秘密基地で理想のパーツを作ってしまうすごい集団なのだ。
今回、某SNSで秘密基地開放日を知り場所を教えてもらって参加することにあいなりました。
ちなみに場所は非常にわかりにくく、近場を30分ぐらいぐるぐる回っていました(;´Д`)
さてこの秘密基地、旋盤やボール盤や電ノコなど普通の家にはまずないであろう設備が整っておりまして、主であるyosiko2さんと相談しながら部品を加工していく流れになってます。
旋盤とかは素人が触ると危険ですからねー
「何mmのパイプを旋盤で削ればこのパーツができるのに・・・」
と思うことはあっても旋盤なんか持ってないので他の方法を探すのが普通なのに自分の要望どおりに旋盤を回してもらえるなんてなんと贅沢なことか。
いやー暗技研さまさまです。
さて、今回秘密基地に来たのは204で使うハンドルポストの加工。
「外径22.2mmのハンドルポストにアヘッドステムをつけることができるようにしたい。」
というのがメインテーマ。
原材料はクランプが割れたスニーカーライトのハンドルポスト。
・臼を引くボルトを使いまわしたいので長さの変更は不可
・折りたたみの際にハンドルを上下させたいので可動部分にある程度の長さが必要
という条件がつく。
まずはハンドルポストに溶接されたクランプ部分を旋盤で落としてもらう。
しかし溶接部分は熱によって曲がってしまうらしく、軸がゆがんでいて、キレイに取るのは不可能っぽい。(それでもかなりキレイに落としてもらったのだが。)
曲がったままだと難しいねーというところで、必要な部分を残して短くしようという話になる。
しかし短くすると臼がひけないのでダメなんすよーと説明すると、
臼引きボルト何とかしたほうがいいんじゃね?
という話になった。
臼のネジ径はM8。
しかし30cmもの長さのボルトなぞ見たことがない。
鉄棒にネジ山切ればいけますかねーとか話していたら本当にたまたま30cmのM8のボルトが発掘される。
試してみると臼にもピッタリ。長さもピッタリ。
それじゃやってみようかということで作業再開。
1:ハンドルポストの曲がったところからバッサリ切る。
2:無垢のアルミ棒から太さを合わせながらシムを削り出す。
3:フタになるヘッドパーツも削り出す。
という感じで作業をしてもらいました。
3のヘッドパーツはyosiko2さんのアイデアです。
出てきたときにはあまりのデキに感動しました。
完成品はこちら。

バラした状態。

合体するとこんな感じ。

元の臼引きボルトとの比較。
全体が10cm程度短くなってます。
ちなみに元のボルトは押出成型になっていて、切って短くしてネジ山を切るということはできません。

削り出してもらったシム。
直径28.6mm、内径22.0mm、厚さ3.3mm(プラノギス測り)
市販品には多分存在しない。
これさえあればアヘッドステムが使える!

yosiko2さんのオマケのヘッドパーツ。
裏には段差がついていて、カポっと気持ちよくはまる。

ポスト+シム+ステム
↓

そこにフタがピッタリはまる。

204に合わせるとこんな感じ。
だんだんいっぱしの自転車っぽくなってきましたー!
自分のイメージが具現化するってのはホントにクセになりそうな快感です。
暗黒面って言われるのもわかる気がしますw
ドッペラーは理想の片鱗が集まる場所。
アイデアやイメージと物欲が集う場。
暗技研は理想を実現する方法を探して実行できる場所。
そんな感じがしましたねー
今後の課題
・400mmのシートポストでは長さが足りない
・臼をひっぱるボルト部分にレバー的なものをつけたい。











いやーw暗技研さん、凄いですね!!
旋盤が在るなんてwwwwww
削り出しのヘッドパーツの綺麗に仕上がっててて、まるで職人さんみたいだw